診察案内

診療内容について

補綴治療

状態治療方法
1.歯(歯冠)の欠損が大きい時 1.クラウン
2.歯が1~数本失われた時 1.ブリッジ
2.部分床義歯
3.インプラント
3.歯が多数失われた時 1.部分床義歯
2.インプラント
3.特殊義歯
・コーヌスクローネ義歯
・マグネット義歯
・アタッチメント義歯
・ミリングテクニック義歯
4.歯が全て失われた時 1.全部床義歯
2.無痛デンチャー
3.インプラント

治療方法の詳細は以下のようになります。

クラウン
  1. ジルコニアセラミック冠
  2. メタルセラモ冠(メタルボンド冠)
  3. ハイブリッド冠
  4. 金属冠(白金加金、ハイカラット金冠、チタン、パラジューム、ニッケル)
ブリッジ
  1. クラウンを支台としたブリッジ
  2. 接着ブリッジ(歯をほとんど削らない)
部分床義歯
  1. レジン床義歯
  2. 金属床義歯(コバルトクロム床義歯、チタン床義歯、金合金床義歯)
  3. 特殊義歯(コーヌスクローネ義歯、マグネット義歯、アタッチメント義歯、 ミリングテクニック)
全部床義歯
  1. レジン床義歯
  2. 金床義歯
  3. 無痛デンチャー

※歯を失って、食物がうまく噛めない、違和感が大きくて困っていらっしゃる方
→ いろいろな方法がありますのでご相談下さい。

特殊義歯
  • コーヌスクローネ義歯・ミリングテクニック義歯・マグネット義歯・アタッチメント義歯
  • 無痛デンチャー(総義歯)

保存治療

歯の状態治療方法
1.C1、C2 充填処置
2.C3歯髄炎、C3歯根膜炎 1.抜髄
2.根管治療
3.C3歯根膜炎、C4 抜歯

治療方法の詳細は以下のようになります。

充填処置
  1. CR充填
  2. インレー(セラミック、ハイブリッド、金合金、チタン、パラジューム)
抜髄

細菌によって感染し、炎症・化膿した歯髄を除去し殺菌消毒をする治療

根管治療

細菌に犯され化膿した根管内や歯根膜(歯槽骨)を殺菌治療し、歯を修復させる

抜歯

化膿病巣が治癒しない時、歯冠の崩壊が著しい時に外科的処置をする

歯周治療

歯周病の源は、口腔内細菌(歯周病菌)による感染症です。

歯周病はどうしておこるのか?原因

  1. 細菌による感染
  2. 免疫力の低下
  3. 妊娠
  4. 糖尿病
  5. 骨粗鬆症
  6. 喫煙
  7. 不規則・不摂生な生活
  8. ストレス
  9. 偏った食事
  10. 歯ぎしり、くいしばり、強すぎる咬み合わせ
  11. 悪い歯並び
  12. 遺伝因子 など

歯周病が身体に及ぼす悪い影響

  1. 感染性心疾患
  2. 冠状動脈疾患
  3. 誤えん性肺炎
  4. 低体重児出産
  5. 敗血症
  6. 菌血症
  7. 糖尿病
  8. 胃潰瘍
  9. 胃ガン
  10. バーチャー病
  11. リュウマチ

歯周病の治療法

歯周病の主な原因は細菌(歯周病菌)で、感染症なのです。
従って、歯周病菌をいかにコントロールするかということが治療の基本となります。

保存治療
  • プラークコントロール
  • スケーリング
  • スケーリング・ルートプレーニング
外科治療
  • EoP
  • ENap
  • GecT
  • P-Cur
  • エムドゲン
  • G.T.R
    その他

矯正治療

噛み合わせがおかしくてなおしたい方、歯並びをキレイに整えたい方は是非、当院へご相談下さい。

矯正治療を行うと・・・

  • 綺麗な見た目に改善するので良い印象を与え、笑顔に自信が持てます。
  • 歯と歯の間に食べ物がたまりにくくなるので、むし歯になりにくくなります。
  • 口のニオイも改善されます。
  • 将来歯が残る可能性が非常に高くなります。

などがございます。

審美歯科

当院の審美歯科では、「不揃いの乱れた歯並びを矯正する治療」、「不揃いの歯並びや黒ずんだ歯をセラミック、ラミネートべニア(補綴治療)を用いて美しくする治療」、「黒ずんだ歯肉の色を元に戻す治療」、「ホワイトニングにより歯を白くする治療」、を行っております。

不揃いの乱れた歯並びの矯正

矯正治療(前後)

補綴治療(前後)

黒ずんだ歯肉の色を元に戻す

メラニン色素除去という治療があります。特別な薬を使用し、黒ずんだ歯肉を元のキレイなピンク色の歯肉に戻します。

歯肉の色が悪くなる原因として、

  • さし歯が合わずに炎症を起こす。
  • 治療に用いる金属のアレルギーでメラニンが増えるため。
  • 歯周病による血行障害などが考えられます。

また、これらの原因を取り除いても歯肉の色が変わらない際には、レーザーでメラニン細胞だけを取り除くということも可能です。

ホワイトニング

歯を削ったり、傷つけることなく白くします。
歯の表面にホワイトニング用の薬剤を塗り、光などを当てることにより活性化し、歯の色素を分解して明るさを上げて歯を白くします。

入れ歯でお困りの方

歯が失われて咬む力(能率)が落ちると食材が制限されてきます。歯がなくても食べられる食材が中心の生活をしていると

  • 1.腸内環境が変わり免疫力が落ちる(病弱)
  • 2.咬む回数が少なくなることで脳の血流が悪くなる(ボケ化)
  • 3.咀嚼に関係する筋力が衰え、摂食機能障害をおこす(むせるのみ込めない)

結果としてフレール(生命力が弱くなって行く)状態になります。きちんとした入れ歯をいれることで、それらを防ぐことが出来ます。入れ歯でお困りの方はご相談ください。

インプラント

インプラント治療で大切なことは的確な診断(適応症、不適応かの判断)と技術の技量ですが、それにもまして大事なことは上部構造(補綴治療)を正しい咬み合わせに構築(被せる)することです。
当院では、手術は東京医科歯科大学インプラント科の医師が行い、上部構造(補綴治療)は私が行っており、得意分野を分業して治療しております。

 歯が1本抜けた場合歯が数本抜けた場合歯が全部抜けた場合
今までの治療 ブリッジ
ブリッジ
となりの歯を削りブリッジにします。
部分床義歯
部分床義歯
入れ歯用針金が見えます。機能的にも不快です。
総義歯
総義歯
入れ歯がズレることがあります。
インプラント治療 インプラント治療
隣の歯を削ることはありません。
インプラント治療
針金付きの入れ歯ではなく、固定式の人工歯を取り付けます。
インプラント治療
数本のインプラントを入れて、固定式の人工歯を入れます。

インプラント相談で、他の医院でお断りになられた方もお気軽にご相談下さい。

予防歯科

予防歯科は虫歯治療などとは違い、「予防を目的とした歯科治療」です。虫歯や歯周病などが発生してから治療するのではなく、それら「お口の病気」を予防するために治療を行います。
生涯を自分の歯で過ごすためにも、とても重要になる治療です。予防治療を受けてお口と歯の健康を維持し、ご自分の歯で生涯を楽しく快適に暮らしましょう。

予防歯科の基本、それは毎日のブラッシングです。とは言え、歯ブラシを使った通常のブラッシングだけでは歯間にある汚れを取ることはできません。歯ブラシで歯を磨いた後は、デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯間の汚れもしっかりと除去しましょう。
毎日のブラッシングがしっかりとしていれば、虫歯や歯周病の発生率を"グン"と下げることができます。またブラッシング指導のご希望があれば、医師・衛生士が適切な方法をお教えいたします。

PMTCとは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の頭文字を取ったもので、「専用機材を使ったプロによる歯のクリーニング」のことです。歯科医・歯科衛生士が様々な機材とフッ素入りペーストを使用し、虫歯や歯周病の最大の原因である「バイオフィルム(細菌のかたまり)」を除去していきます。もちろんPMTCは歯のクリーニングなので、ドリルなどを使うことはありません。施術中に痛みを感じることはありませんので、リラックスして治療を受けていただけます。

日本人の平均寿命は、世界水準からみて男女ともに非常に高い水準です。
ただし、長寿は素晴らしいことですが、高齢者の多くが義歯のお世話になっていることをご存知でしょうか?
「おいしく物を食べたい」「歯のことを気にせず、笑いたい」は、万人の願いでしょう。
しかし残念ながら、日本人の歯の寿命は欧米人に比べて、相当短くなっています。

そのため、高齢の方の「口腔(こうくう)ケア」の重要性も注目されています。
口腔ケアとは、口腔内を清潔に保つための「清掃を中心とするケア」と咀嚼(そしゃく=ものをかみ砕く)、嚥下(えんげ=飲み込む)、などの口腔機能を維持・向上するための「機能訓練を中心とするケア」があります。
とくに高齢の方は、歯磨きや入れ歯の手入れを適切に行うことにより、お口の病気を防ぎ、誤えん性肺炎などを予防して全身の健康を保持増進させることにつながっていきます。
それは、生活の質を高め、心身共に自立した生活を送る手助けにもなります。

また、口腔内のムシ歯菌と歯周病菌が歯を失わせる原因になっています。
とくに歯周病菌は、歯肉から血液中に入り込み、からだに有害な毒素や酵素を放出し、からだの細胞の老化を急速に早めます。さらに、糖尿病や心臓疾患にも影響を与えることがわかってきました。

北欧諸国(スウェーデンなど)では、ムシ歯や歯周病予防のために、幼いときからプロの口腔クリーニングを受けさせるなど、国の制度も整っています。
その結果、80才を過ぎてもしっかり自分の歯を残し、義歯や入れ歯の世話になる人は多くありません。

またアメリカでは、所得の高い層で9割以上、低所得層でも4~5割の方たちが予防処量をしております。
日本でも、歯科予防の重要性が浸透し始めていますが、専門家の予防処置を受けている方が割に満たない現状なのです。
ムシ歯や歯周病は、一度発症すると治療しても残念ながら元には戻らず、したがって現状を維持していくしか方法がないのです。油断してケアを怠っていると、再発を繰り返し、ついには歯を失ってしまいます。

キュア(治療)よりケア(予防)が大切です。

しかも、予防は苦痛がなく、時間的、経済的な負担も少ないものです。
今、注目されている新しい予防方法には、P.M.T.Cと3DSがあります。

P.M.T.C

歯科医による、機械を用いた歯のクリーニングです。日常の歯みがきでは落としきれない葉の汚れを徹底的にクリーンナップします。

3DS

ムシ歯菌や歯周病菌を除去する方法です。抗菌剤を用いて、口内の殺菌を行います。

当院の予防診療では、患者さまの口内の状況に応じて上記2種類を随時行っています。

  • 歯の汚れをキレイに取り除くことができる
  • 虫歯や歯周病の予防効果がある
  • 歯や歯ぐきの健康維持が期待できる

虫歯や歯周病治療が終わって一定期間(例:3ヶ月・半年)が経ってからの再診察のことを「リコール」と呼びます。虫歯や歯周病があれば治療を行い、プラークや歯石などが溜まっていれば除去していきます。
このように定期的な診察を受けることで、大きな虫歯や歯周病が発生することはないでしょう。リコールを受けている人と受けていない人では、歯の損失率に大きな差が見られます。

からだにやさしい治療

治療に使用する材料について

ムシ歯を治療する時は、穴をうめる修復材として金属を使用します。
ところが、金属は細胞毒ですので、体に入ると免疫細胞である好中球をふやします。
つまり、免疫系に負担をかけるのです。体に金属は使わない方が良いのです。

  • 症状 :湿疹、肌のくすみ・荒れ、小ジワ、不定愁訴、肩こり、疲れやすい(慢性的疲労感)等々
  • 対策 :体にとって良いとされている材料を使用することです
  • 良い材料 :セラミック、ハイブリッド・セラミック、高カラット金、純チタン

※ 保険で認められている金属は、1.銀アマルガム、2.銀合金、3.パラジュウム合金、4.ニッケル・クロム合金で、その成分は銀、水銀、金、ニッケル、クロム、銅、亜鉛、錫、等で成り立っております。これらの合金は、口の中でサビて、すこしずつ溶け出しており、からだに吸収されます。
※ 日本で保険に使用されている金属は、先進国では使われておりません。

からだにやさしい治療をすすめております

からだにやさしい治療とは?からだに害のない治療を行うことです。
そのためには、

  1. 治療に使用する材料
  2. 噛み合せの与え方
  3. 治療の方法(出来るだけ歯を削らない… 等)
  4. 治療に使う薬品

などに配慮することです。

噛み合せについて

ムシ歯を治療する時や欠損部(歯の無いところ)をブリッジや義歯で補綴(ほてつ)する時は、"噛み合せ"の調和を正しくとらなければなりません。
噛み合せは、わずかにズレても神経系、関節、筋肉、リンパ系に影響を与え、心身に多くの症状を現すことがあります。

  • 症状:肩こり、手足のしびれ、頭痛、腰痛、イライラ、不安、やる気の低下、不定愁訴、等々。
  • 対策:1.技術力の優れた技工士に依頼し、協同して治療する。2.お口の中で時間をかけて、ていねいに微調整をする。3.歯根の負担にならないように、体に優しい材料と方法を採用する。
結論

近年、原因不明の病気が多くなりました。
毎日の生活習慣の蓄積が原因と思われる病気、ガンの増加もあります。

原因として、食品添加物、化学肥料、農薬、大気汚染、建材・衣料に含まれる化学物質、ストレス、細菌感染、タバコ、等々が考えられており、免疫系に大きな負担をかけるものばかりです。

一日一々の、ほんの僅かな害が蓄積されて病変がおこります、将来の健康を買うためには、からだに害を及ぼすような物を、出来るだけ取り込まないような生活を心がけるべきです。

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